タルムード金言集より 「魔法のざくろ」

雑記・投資アドバイス
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こんにちはAkechiです

今日はユダヤ人の成功哲学タルムード金言集より

魔法のざくろについて解説してみたいと思います

 

ユダヤ人とは世界中に約1500万人(世界人口75億人)しかいないのにも関わらず

ノーベル賞受賞者の25%がユダヤ人と言われています

また、世界の長者番付上位にはユダヤ人が多く存在している優秀な民族です

 

その優秀なユダヤ人の考え方の基礎が子供にもわかるように物語として

書かれた書物をタルムードと言います

 ※厳密にはヘブライ語で書かれたものしかタルムードと言いません

  誤訳の可能性があるからです

 

ユダヤ人の母親は生まれてきた子供に何度もタルムードを読み聞かせ小さい時から

考え方を叩き込みます

 

今日はそのタルムードの中でお金に関する最も根底にある考え方を現した物語である

【魔法のざくろ】を紹介いたします

 

今日の記事を読むことで優秀なユダヤ人のお金に関する成功哲学の基礎を学ぶことが出来ます

是非最後までお付き合いください

 

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魔法のざくろ(物語あらすじ①)

あるところに仲良し3人兄弟がいました

兄弟は成人に達したのでそれぞれ10年修行に出ることにしました

 

兄弟は10年後世界で一番不思議な物を持ってくる約束をしました

長男は東に、次男は西に、末っ子は南に向かいました

 

10年が経過しそれぞれは

世界で一番不思議と思うものを持ち帰りました

 

長男:世界中どこでも見えるガラスのコップ

次男:空飛ぶじゅうたん

三男:不思議なざくろの実

 

3人はそれぞれ持ち帰った不思議な物を持ち帰り

なぜ不思議な物かを説明しました

 

長男は世界中を見渡すことができるコップは世界に2つと無い

不思議な物だと思い持ってきました

 

次男は空を飛べるじゅうたんなど、世界に2つと無い

不思議な物だと思い持ってきました

 

三男は森で花をたくさん付けているが、実が一つしかつけていない

ざくろの木を見つけました

木をもって帰ろうとしたら、ふわっと消えてしまい

一つだけざくろの実が落ちていたのでそれを持ってきました

 

世界中を見る事ができるコップで見ていたら

ある国のお姫様が重病で苦しんでいました

どんな医者も治すことができない重病でした

 

王様は姫を治してくれる者を探していました

3人は急いで次男の魔法のじゅうたんに乗って

お姫様を助けに向かいました

 

城に到着すると三男の持っていたざくろの実を

割って姫に食べさせました

すると、姫はすぐに元気を取り戻しました 

 

この後

姫は3人のうち一人と結婚しますが

誰と結婚するでしょうか?

皆さん少し考えてみてください

 

 

お姫様の結婚相手とその理由(物語あらすじ②)

さて、皆さんは3人のうち誰と結婚したと思いますか?

遠くから自分の病気を発見してくれた長男

すぐに駆けつけてくれた次男

病気を治すざくろをくれた三男

 

それでは、正解を見ていきましょう!

 

お姫様は3人の兄弟にそれぞれ尋ねました

まず、長男にガラスのコップは今も使えますか?

長男は「はい 今も全く問題なく使えます」

 

そして、次男に魔法のじゅうたんは今でも使えますか?

次男は「はい 今すぐにでも飛ぶことができます」

 

最後に、三男にざくろの実はまだありますか?

三男は「いいえ 姫様に半分あげてしまったので半分しかありません」

 

お姫様は、にっこり微笑んで

「三男と結婚します」と宣言しました

 それは、三男が自分の為に大切な物を半分失ったからでした

 

ここまでが

魔法のざくろの話です

次にこの物語から何を学べるか解説して行きます

 

ノーペイン、ノーゲイン「犠牲無くして成功なし」

失ったものの大きさに成功は比例する

ユダヤ人の歴史の中で【出エジプト】って聞いたことありますか?

  

これは、エジプトで奴隷として使われていたユダヤ人が

モーゼに連れられて

海をパカーンって割ったシーンが有名な歴史上の出来事です

 

この時、ユダヤ人は財産のほぼ全てをエジプトにおいてきました

その後、砂漠の中を40年もさまようことになりました

行く当てもなく着の身着のままです

 

ユダヤ人としても最大の犠牲をはらった出来事として

知られています

 

この教訓から作られたのが

魔法のざくろの話です

 

ここで、ユダヤ人が子供に教える時どのようにするかも紹介します

ユダヤの母親は、今日のAkechiの様に話を途中で止め

子供に聞くそうです

 

お姫さまは誰と結婚したのか?

また、理由はなんでか?

子供に考えさせ答え自分で答えを導くまでずっと待つそうです

深く物事を考える、普遍的な教えを同時に教育します

 

ユダヤ人の子は答えが自分で答えを見つけるまで

ずっと考えます

 

そして

やっと答えの三男

その理由が、失ったものが一番大きいから

にたどり着いたとき

母親は誉めて頭をなでてあげるようです

 

小さい時からこのような教育を受けているユダヤ人が

優秀なとこも納得させられます

話がそれてすいません

戻しますね

 

ユダヤ人のお金に対する教え

先に失わなければ得られることは無い

何も失わず、楽して成功はありえない

 

 

また、捨てるタイミングも非常に重要です

大切な物は先にすてよ

ゲインが見えてきてからではないのです

 

企業においても捨てる事が出来なくて

倒産、廃業する会社がたくさんあります

 

例えばコダック

フィルム事業を捨てる事が出来なくて

デジカメ分野に後れをとり結局倒産してしまいました

 

 

このユダヤ人のお金に対する成功哲学の原理原則をわかっていただければと思います 

以上

 

今日はタルムード金言集より【魔法のざくろ】について解説しました

ユダヤ人のお金に関する思想、哲学が少しでも伝わればうれしいです

皆さんお金で成功を得る前には必ず何かを捨てなければいけません

 

今後もユダヤ人の考え方を少しでも多く学び

ユダヤ人の哲学について、わかりやすく紹介できればと思います

タルムード金言集続編も考えていますので楽しみに待っていてください

 

では、また次の記事でAkechiでした

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