帝王学 貞観政要を解説!

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こんにちは、Akechiです

今日は貞観政要を解説して行きたいと思います

 

組織のリーダーとして活躍している方

これから、組織のリーダーを目指す方

人の上に立つ者の心得、考え方を解説した書籍になります

 

本書に書かれていることを心がけて実行すれば

あなたの組織は良いパフォーマンス、良好な人間関係が築けるでしょう

 

本書籍は中国の古典になりますので

時代背景から解説した方が内容が伝わると思いますので

唐誕生編

本編

2回に分けて解説して行きたいと思います

是非、参考にしてください

 

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貞観政要の紹介

貞観政要とは、一言でリーダー哲学について書かれている中国の古典です

この世界には

沢山のリーダーシップに関する本がありますが

本書はその中でも世界最高峰と言っても過言ではない伝説級のスペシャル本です

 

時代としては1400位年前、中国がと言われている時代

その第2代皇帝 中国史上最高の名君の一人と言われている

李世民と家臣とのやり取りをまとめた物です

李世民(太宗)

貞観というのは、当時の元号、今でいう令和みたいなもので

政要というのは政治の要諦、一番部分でをさします

 

李世民が統治した唐は

中国4000年の歴史上でも最も平和で栄えた時代です

後にこの時代は、貞観の治とたたえられ

その後のリーダー、皇帝たちも李世民の行い、考え方を学んだとされています

日本でも、北条政子、徳川家康といった長期政権の礎を作った人物も読んだと知られています

 

しかし、この本は読むにあたり非常にわかりづらく、難しい

だから、多くに人に愛されるより、限られた一部の人に深く読み込まれた書籍です

 

唐の誕生

唐が誕生する前の時代は隋(ずい)という王朝でした

隋は30年程で滅亡してしまいます

原因は、隋の皇帝煬帝がとんでもなく悪い政治を行ったからです

度重なる土木工事の失敗

どこかに遠征をしては負け

気に入らない家臣を処刑し

民には重い税金を課し

自分は贅沢三昧をするといった感じです

 

当然、民は反乱を起こし

世は乱れていました

 

そんな中

隋の将軍に李淵(りえん)という男がいました

李淵には、三人の息子がおりその次男が李世民でした

 

この李淵は

主君の煬帝を守るわけでもなく、反乱に加わる訳でもなく

ただ様子を見ているだけの人でした

様子を見ていると言うと聞こえがいいですが

単に優柔不断なだけなのです

 

この状況を見て

李世民は我慢できず

「父上、今こそ煬帝を討つ時です」

と進言したことで

李淵は兵を出したのです

 

その後は、李世民が大活躍を果たし

長安(都)を陥落させ占領することができました

 

李淵は喜び、その後煬帝の死亡が確認され

280年と長い唐王朝の歴史が始まりました

 

李世民の皇帝即位

 唐王朝は最初から順風満帆にスタートを切れた訳では無く

むしろ最悪な状態から始まりました

 

唐の政治、軍事システムは未完成で

周りにはまだまだ対抗勢力が至る所に存在し

唐の出方を観察し隙あらば取って変わろうと様子を覗っていました

 

こんな状況なので、今すぐにでもどのように対処して行くべきか

決める必要があったが、ここでも、李淵の優柔不断は変わっていません

家臣はどうすべきか、皇帝に判断を迫りますが

「まだ その時ではない…」と

方向性を示さない

 

やはりここも

李世民が

「父上、私にその役目を申し付けください」

 

李淵は李世民の言葉でようやく重い腰を上げ

抵抗勢力討伐を李世民に一任したのです

 

李世民が大活躍をして抵抗勢力を次々と討伐し

中国全土を平定することができました

 

李世民の活躍は素晴らしいものがあり

李淵、家臣からも称賛されカリスマ化していきました

 

これを、面白くないと思っていた人物がいました

兄の李建成(皇太子)です

 

李世民が注目を集める度に李建成との亀裂は大きくなりました

皇太子として、このままでは李世民に皇帝の座を取られてしまうと

警戒するようになったのです

 

そして、ある時、李建成は弟と協力し

李世民を討つことにしたのです

 

しかし

既に、李世民は先手を打っており

逆に玄武門の変にて李建成らを討ち果たしたのです

 

その後、優柔不断な父李淵も幽閉し

自らが2代皇帝に即位しました

 

ここまで聞いていると

兄を弟を殺し、父を幽閉してかなり酷い人物の様に思えますよね

李世民にとっても一生背負っていく心の負い目と言われています

 

だからこそ、李世民は

負い目を払拭できるくらいの

良い人になり、良いまつりごとをしなければならなかったのです

 

そこで

諌義大夫(かんぎたいふ)自分を諫める組織を作り監視することにしました

諫義大夫(かんぎたいふ)について

貞観政要を解説する上で諫義大夫についての知識が非常に重要になりますので紹介いたします

  

房玄齢(ぼうげんれい)

アイデア、企画を作る天才

唐の諸制度を作ったのは人物

 

杜如晦(とじょかい)

軍事面、政治面で実行力と決断力に長けている

 

魏徴(ぎちょう)

物事の本質を見抜き、誰にでも自分の意見を言える能力

貞観政要を知るうえで一番重要な人物です

房玄齢とは - Weblio辞書
房玄齢
杜如晦とは - コトバンク
杜如晦
中国・魏徴の写真なら、ストックフォトのシーピーシー・フォト
魏徴

 

皆さん、李世民が唐を建国するまでを

解説してきました

李世民の決断力、行動力が少しでも伝わればと思います

 

次回は、諫義大夫と李世民とのやり取りを通じ

優れたリーダーとしての在り方、考え方を解説して行きます

 

楽しみに待っていてください

Akechiでした

 

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